シニアDay Schoolの特徴

シニアDay Schoolは1日型のデイサービスではありますが、サービス時間は10~15時と長くもなく短くもない設定ですので、朝はゆっくりと出発。帰りは冬でも明るいうちに帰宅することが出来ます。

学校の教室を想定した施設なので、初めて来訪された方は足を踏み入れたとたんに「懐かし~い。」と仰って下さる方が多くいらっしゃいます。学校の机や黒板、チャイムの音などで幼少期を思い出されるようですが、懐かしのアイテムとは対照的にコミュニケーションロボットのパルロやプロジェクターを使っての授業など、昔には体験出来なかった今時の授業も楽しんで頂けます。

1日の流れは時間割に添って進行されますので、何もしないで座っている時間は授業の合間の休憩時間程度。それもトイレに行ったり、お茶を汲んだり、隣の席の方や次の授業の準備をする職員と会話を弾ませることも多いので、退屈して暇を持て余す時間は殆どありません。毎日、授業の構成や内容が変わるので、週に何回通所して頂いても飽きる事が無いよう工夫しているのと、学校ですから毎日来て頂いても楽しめるようなプログラムのデイサービスとなっています。

認知症の診断を受けている方も多く通所されています。
✱トイレの場所が分からなくなってしまうY様。ご家族から「書くのは得意なので学校では、いっぱい書かせてください。」とご要望がありましたが、授業に入ると書くことよりも、難しい漢字が混ざっている文章をスラスラと読みあげる程、音読が得意でビックリ!
✱ケアマネジャーが「35分間の授業中、座っていることが難しいかも?」と心配されていたK様。授業中は一心不乱に黒板の内容を教科書に書き込んだり、計算問題が大得意で、積極的に発言する姿も見られるほど、全く何の問題もなし。
✱食事量が減少し、全く外出もせず、自宅で寝てばかりになったと心配されたS様。利用が始まると、職員でも満腹になるぐらいしっかりと量がある給食を毎回完食できるようになり、次の利用日までに必ず教科書の予習復習をしてくる。一人で歩いて買物に出掛けた話を聞かせてくれるようになったほど、自宅での生活も活動的に戻ったご様子。

書ききれないほどの自慢エピソードがありますが、スクールの生徒さんは通所し始めてから、表情が豊かになるのを感じます。そして、認知症の診断を受けている方と受けていない方が混在し、楽しそうに交流している姿や、隣の席の方が出来ない部分を優しくフォローしている姿など、微笑ましい場面が多く見られ心和みます。50代~80代と年齢層幅広い同級生達が、助け合ったり協力し合って、毎日の時間が流れていくのが「ウインズさがみ野 シニアDay School」です。
大人の学校メソッド

 

 

新聞に掲載されました

シニアDay Schoolの取り組みが地方新聞に載りました。
鍵盤ハーモニカを楽しみながら、口腔機能を鍛えたり脳トレによるメリットなどにつきまして記事にしていただきました。

河北新報:
陸奥新法:
四國新聞:

授業風景

鍵盤ハーモニカ練習風景

給食・掃除・合唱風景

 

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